エンジン種類 空冷4サイクル並列2気筒DOHC4バルブ
排気量 124.68cm3
最高出力 over 24PS/14,000rpm
最高速度 over 180km/h
車両重量 103kg
変速機 6段変速
サスペンション(前) テレスコピック
サスペンション(後) スイングアーム
'62年世界選手権ロード、125ccクラスに10戦全勝、メーカーズ/ライダーズ チャンピオン獲得。2気筒125ccロードレーサー最終型。(マン島 TT優勝車 No.6 L.タベリ)
1962 / ホンダ RC145

RC145

 思うようなエンジン性能が得られなかった1961年型のRC143、RC144、2RC143の後継機として満を持してデビューした125ccクラス用マシン。基本的には1961年に大活躍した250ccクラスRC162の125cc版であり、その基本設計の確かさから、ホンダ第一期GP挑戦における125ccクラスのベストマシンに挙げられる名機。1962年にはデビューレースから4戦連続して表彰台を独占するなど、圧倒的な性能を発揮した。しかしライバルが力をつけてきた1963年には12戦中3勝を挙げるにとどまり、4気筒の後継機RC146に道を譲っている。